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計測 ノウハウ動画

【ノウハウ動画】Motiveスケルトントラッキング【FAQ付き】

2023.01.12


過去、開催しましたWebセミナー「【製品サポート】動作計測・スケルトントラッキングの基本とコツ」の動画配信を開始いたしました。
16分と短い動画の中に、課題解決のためのヒントがたくさん詰まったものとなっています。この機会に、ぜひご視聴ください。



こんな方におすすめ!本ノウハウ動画が解決する課題

・人の動作計測、スケルトンの作成方法に関して、納品時の説明はあったものの、再度知りたい方
・担当者が変わり、人の動きのトラッキングで操作方法を一から知りたい方
・使える人が在籍しておらず、マニュアルが手元にない方
・部内や所属ゼミ等のメンバーに、スケルトン作成時のポイントや操作方法を教えたい方



ノウハウ動画「スケルトントラッキングのコツ」

<再生時間> 16分  ※再生すると音声が流れます

■動画概要:
動作分析・技術伝承など、OptiTrackカメラを用いて行うには、必ずソフトウェア「Motive」を使用することになります。 本動画では、その「Motive」の動作計測・スケルトントラッキングをする上での機能紹介と操作方法、マーカーを貼るポイントの説明を実施。
操作方法の確認や復習にご活用いただけるほか、新しく担当となった方は画面に表示されてる機能の説明や意味をご覧いただけます。



FAQはこちら!セミナー内でいただいたご質問にお答えします

本動画を用いたWebセミナー内でいただいたご質問のご回答を下記にて掲載しております。動作計測・スケルトントラッキングを行う際に、ご参考になれば幸いです。


Q.1 Motiveのバージョンが違うだけで、スケルトンは強化されているのでしょうか。

はい。Motive3.Xでは、これまでのMotive2.Xとは異なり、スケルトンが強化されたバージョンとなっています。

Q.2 Motive3.Xで、背中などマーカーが見えなくなってもスケルトンが崩れない理由を教えてください。

Motive3.Xでは、スケルトントラッキングのアルゴリズムが強化され、マーカーが見えなくなった際にも補完がされるようになったためです。
Motive2.XとMotive3.Xのバージョンの違いにおいて「スケルトンが強化された」というのは、上記の点になります。

Q.3 スケルトントラッキングの際、マーカーを貼付する位置について、詳しく解説しているページを教えてください。

OptiTrackのWikipediaに、わかりやすく書かれておりますので、ご紹介いたします。
OptiTrack Wiki:Biomechanics Markersets

Q.4 スケルトンは安定していても、あとでデータを見返すとマーカーがロストしている場合があります。ロストしない方法を教えてください。

マーカーのロストを防ぐには、まず、全身のマーカーがカメラからきちんと見えている必要があります。
逆をかえせば、全身のマーカーを認識できる位置・画角にカメラを調整する必要があります。
そのため、カメラの画角を調整いただくか、カメラから見えるようスケルトンで動く位置を狭めていただくことが一番の方法です。

Q.5 スケルトン作成時、手の甲と手のひらが反転してしまう場合があります。対処法を教えてください。

手に貼付するマーカーの位置は、手首の両端の骨の部分、それから人差し指の付け根の合計3点がデフォルトになっています。
このとき、まれに、3点で作られる三角形がカメラから見て、手の甲・手のひらで認識が逆転することがあります。
対処法として、規定の3点以外にマーカーを1点追加すると、トラッキングが強化されます。
具体的には、手の甲の中心に高さのあるマーカーベースを用いて、マーカーを1点貼付。
Ctrlを押しながら同時に選択。右クリック>Markers>Addで追加をすると、スケルトンが強化され、反転現象が起きにくくなります。
追加するマーカーに高さをもたせる理由は、マーカー同士が同じ高さ(平面)に位置するとき、それが手の甲に貼付されたマーカーなのか、手のひらなのかカメラからでは認識しづらいためです。マーカー同士の関係性に立体感を持たせることで、これを回避することができます。

Q.6 Motive2.Xのバージョンでもセグメントにマーカーを追加する機能はありますか。

はい、あります。Motive2.XもMotive3.Xと同様、スケルトンを強化するため、セグメントにマーカーを追加することが可能です。

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