導入事例Introduction Example
カメラ8台で複数人の同時モーションキャプチャが可能に
2023.02.06- 低予算でモーションキャプチャを行いたい方
- 人の動きを計測し、取得したデータをコンテンツ制作や研究等に活かしたい方
- 広い場所で複数人の動きを同時に計測したい方
スポーツやVRなど、大人数の動きをモーションキャプチャでデータ化するとき、従来のカメラでは、推奨カメラ台数は、5人分の動作計測で30~40台といわれています。
このとき、OptiTrackカメラを使用したモーションキャプチャシステムを活用すると、カメラ台数は8台で5人分の動きの計測が可能。強固なスケルトントラッキングが安価な導入予算で実現できます。
OptiTrackカメラを活用した動作分析システム導入前の課題・要望
複数人の動きを同時にデータ化する場合、カメラがマーカーを認識しないエリア(死角)をなくし、スケルトントラッキング精度を向上させるため、カメラ台数を多く必要とします。
このとき、カメラや使用するソフトウェアによっては、5人分の動作計測で、推奨カメラ台数が30~40台ともいわれています。
崩れないスケルトントラッキングを実施する場合、非常に高額なシステム導入費用が必要となり、場合によっては、予算オーバーとなることがあります。
それらの課題の解決策が「OptiTrackカメラを活用した動作分析システム」です。
OptiTrackカメラによる動作分析システムの導入では、下記の2つの効果があります。
・少ないカメラ台数で、スケルトンの崩れない計測空間を構築すること
・予算内で安価なシステムの導入ができること
OptiTrackカメラを活用した動作分析システム課題の解決方法
OptiTrackカメラは、ほかのモーションキャプチャカメラに比べ、安価なカメラとなっています。
さらに、動きのデータ化をするOptiTrackカメラ専用ソフトウェア「Motive 3.X」(ソフトウェアMotive バージョン3.0以上)では、死角となったマーカーの座標データを補完するアルゴリズムが強化されており、少ないカメラ台数でも強固なスケルトントラッキングが可能です。
最小カメラ台数で、スケルトンの崩れない計測空間を構築できるため、導入にかかる予算も抑えることができます。
OptiTrackカメラを活用した動作分析システム導入後の効果
このようなOptiTrackカメラによる動作分析システムを導入することで得られるメリットは大きく2つあります。
①推奨カメラ台数30台→8台で大人数計測
②強固なトラッキングが安価なシステムで実現
それぞれ詳しく見ていきましょう。
導入後の効果①推奨カメラ台数30台→8台で大人数計測が可能に
7m×7mの空間で、複数人の動きの計測をし、データ化するとき。うまく計測ができなくなる要因は、スケルトンを作成するためのマーカーが、カメラから隠れてしまう(死角に入ってしまう)ことが挙げられます。
計測空間内に複数人いるため、重なり合ってしまった場合も、同様にマーカー座標がカメラで取得できず、スケルトンが崩れてしまうといったエラーが発生します。
その死角を解消するために必要なことは、カメラ台数を増やすか、そもそも死角に入ったマーカー座標データを自動で補完できるソフトウェアを使用するか、ということです。
ソフトウェア「Motive」はOptiTrackカメラで取得したスケルトンデータを、独自のアルゴリズムによって強固なものとしています。重なりあったマーカー座標も、このアルゴリズムによって補完され、本来の動きをデータ化することが可能。
カメラ台数も最小8台で5人のスケルトントラッキングが実現できます。
導入後の効果②強固なトラッキングが安価なシステムで実現
強固なスケルトントラッキングが実現できるOptiTrackカメラとソフトウェア「Motive」。
少ない台数のカメラで複数人の動きが同時にデータ化できるため、導入費用も大幅に抑えることが可能です。
また、カメラ単体の価格自体も、ほかの動きをデータ化するモーションキャプチャカメラと比べて、OptiTrackは安価であることからも、予算を抑えて、システムを導入することが可能です。
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