磨き続けた技術力を、
存分に発揮できる場所
大学で情報理工学を専攻し、画像処理やAI学習について勉強。2017年に地元・広島にて自動車部品の検査・組立に用いる装置の製造会社に就職。約3年間、設計職として3DCADを用いた図面の作成を担当した後、2020年にAcuityに入社。現在は営業部内の技術サポートとして、お客様からの製品に関する故障・修理・その他のトラブル対応まで担当。
Q1 入社のきっかけを教えてください
弱点を克服するため、地元の広島を離れ東京へ
大学時代は情報理工学部で、画像処理やAI学習に用いるソフトウェアについて学んでいました。私の出身地の広島県は、製造業の中でも自動車産業が特に盛んです。当時は地元に貢献したい思いがあり、大学卒業後は自動車部品の検査・組立に用いる装置を製造する会社に入社しました。
そこでは主に、装置の設計を担当していました。営業がお客様からヒアリングしてきたニーズを元に、3DCAD(3次元設計図の作成支援ツール)で装置の図面をつくる仕事です。また設計業務以外にも、社内のアナログ業務をデジタル化する業務環境改善に意欲を燃やしていたのですが、なかなか納得のいく成果を得られませんでした。
この経験から、「デジタル化に対して前向きな会社で、もっと自分のスキルを存分に発揮したい」と思い転職活動を始めました。そんな折、知人が勤めていた転職エージェント会社様からAcuityをご紹介いただきました。面接で詳しい話を聞き、モーションキャプチャを用いた動作解析など革新的な技術を扱っている点に加えて学生時代と前職で学んだスキルが活かせそうな環境だと感じました。
その理由として大きかったのは、社員一人ひとりが率先して成果を出そうとするAcuityの社風でした。前職での体験から、自分には目標を達成する実行力が足りないと考えていたこともあり、Acuityのような積極的な行動が推奨される環境に身を置くことで、その弱点を克服して自分自身の成長が見込めるのではないか。そのように考え、2020年に東京に引っ越し、Acuityに入社しました。
Q2 現在の仕事内容を教えてください
技術サポートとしてお客様や社内メンバーを支援
主な日常業務としては、営業部における技術担当者として製品の品質チェックとメンテナンス対応を行っています。お客様からいただいた技術的な問い合わせに対応するのが私の仕事で、電話やメールで対応することもあれば、お客様の現場にお邪魔してサポートすることもあります。
また技術に明るいメンバーとして、営業部内の別のメンバーの案件に同行し技術的なサポートを行うこともあります。前職での経験からお客様にお見せする製品の図面を作成することも多く、製品にまつわる技術的な知識を活かしながら、あらゆる状況に対して臨機応変に対応することが私の役割です。
1日の流れとしては、まずメールをチェックしてお客様からの問い合わせの内容を確認し、その日のタスクを整理してから一つずつ対応していきます。営業部・開発部の社員とは定期的にミーティングを行い、部署間で連携しています。
Q3 今の仕事のやりがいや、会社の魅力を教えてください
スピード重視の事業活動で培った技術力
Acuityの強みの一つに、「最先端の技術をいかなる現場でも利用できる形に工夫し、提供する」という点が挙げられます。私たちの測定技術によって動作分析が可能となった結果、「工数を圧倒的に短縮することができた」という喜びの声をいただくことも多く、お客様の現場に真に貢献できる技術を開発・提供できる数少ない会社だと自負しています。
そんなAcuityに私が感じる魅力、それは「大学の研究室」のような雰囲気です。大学の研究室では、「まずはやってみよう」という精神のもとでプロジェクトが生まれます。このスピード感によって、次々と新しいアイディアが実現したり新しい成果が生まれていきます。新しい事に挑戦することを決断する、そのスピードの速さこそ、国内有数の技術とノウハウを持つ現在のAcuityへと成長できている理由だと思います。
Q4 これまで担当したプロジェクトで、印象に残っていることはありますか?
自身の経験を存分に発揮できた大規模プロジェクト
あるお客様のプロジェクトで、モーションキャプチャによる物体寸法測定を行う大規模なシステムが必要となりました。この課題には、3次元の物体計測に関する高い知識が必要だったため、前職と現職を通じてそれらの知見が豊富だった私が担当することになりました。結果として、これまでの私のスキルや経験を活かすことができ、お客様に満足していただくことができました。私にとっても、このプロジェクトは自分自身の個性を存分に発揮することができた仕事として、達成感とともに強く印象に残っています。
Q5 仕事を通じて成長したことを教えてください
お客様と向き合い続けることで弱点を克服
日々寄せられるお客様からの相談に応えるためには、自身の知識やスキルを常にアップデートする必要があります。そうした日々の経験を通じて、新しい情報を進んで理解し、自分の糧にするスピードが格段に鍛えられました。
またAcuityでの仕事を通じて、「会社の顔としてお客様に接する」ことで感じる責任感がより強くなったと思います。製品に対する疑問を抱えたお客様が最初に接するのは私ですから、私の言葉遣い一つがAcuityの印象を左右する可能性もあります。どんな些細な問い合わせにも真摯に向き合い、お客様の悩みを解決へと導けるように意識しています。
お客様の悩みに適切な解決策を提示できた時には、大きなやりがいを感じますし、日々の業務の反省・改善を欠かさず繰り返すことで、前職時代に感じていた「実行力不足」という弱点も克服できつつあると感じています。
Q6 これからの夢や目標を教えてください
目指すは「技術のターミナル」
Acuityにとっての「技術のターミナル」になることを目指しています。私は立場上、製品にまつわる情報を見聞きして、知識として蓄える機会に恵まれています。この立場をフルに活用して、集めた情報をターミナルのような形でお客様や社内へ還元できる存在になっていきたいと思っています。
Q7 Acuityに興味を持った皆様へメッセージをお願いします
事業全体に関わることで得られる楽しさ
Acuityはその会社規模からも、分業体制で「自分の役割や業務範囲はここまで」と線を引いて働きたい方にはマッチしないかもしれません。むしろ、与えられた業務の範囲を超えてお客様に応えたいと考える方なら、Acuityの仕事を楽しめると思います。
自分の業務範囲外にまで責任を持って仕事をすることは正直大変だと思いますが、この働き方に順応できれば、仕事の楽しさを味わいつつ、大きな成長のチャンスを得られると思います。
生産工場の人作業の見える化・エリア進入出判定をカメラ一台で実施
人動作や進入出検知機能が搭載された「Human Tracker」の「全身モード」を使って、生産工場・製造現場における各作業エリアでの稼働状況を管理し、作業効率化や生産性向上に活用しています。
もっと詳しくプロジェクトでの
仕事の流れ
01
- ヒアリング
- クライアントから課題をヒアリング
02
- 仕様書作成
- 課題に基づいた仕様の作成
03
- 設計
- 仕様に基づいたシステム設計図の作成
04
- アプリ開発
- 設計図に基づき、アプリを開発
05
- テストデバッグ
- アプリの検証作業
06
- 導入
- クライアントのシステムに導入
- 9:00
- 出社
- 10:00
- メールチェック
- 11:00
- チームミーティング
- 12:00
- ランチタイム
- 13:00
- WEBサポート
- 15:00
- 動作検証
- 16:00
- 検証レポート作成
- 18:00
- 退勤