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計測 ノウハウ

マーカーレスモーションキャプチャ「Captury」による動作計測の3つの強み 

2024.10.17


マーカーレスモーションキャプチャ「Captury」の特長と解決できる課題

「Captury」のマーカーレスモーションキャプチャ技術は、従来必要だったマーカーや専用スーツを装着することなく、カメラが設置された空間内に計測対象である人が入るだけで、身体の動きをリアルタイムに解析できる技術です。従来のモーションキャプチャシステムでは、センサの装着や計測環境の準備に手間がかかり、動作解析の全工程を終えるまでに時間を要することが一般的でした。
しかし、新しいマーカーレスモーションキャプチャ「Captury」は、身体に装着するものはなく、自然な服装で計測が行えるため、普段通りの動作をデータ化できる点が特長です。 人の動きのデータ化において、準備の時間を大幅に短縮し、リアルタイムに3次元で動作データを取得できる点で、エンターテイメントやスポーツ、リハビリ、各種製造業等、様々な分野で活用が進んでいます。

 




「Captury」の強み(1) カメラだけで、普段着のまま、瞬時に、その場でリアルタイム計測


マーカーレスモーションキャプチャ「Captury」の最大の特長は、専用のスーツやセンサなしで、カメラを使用して、その場でリアルタイムに動作計測ができる点です。
マーカーを使用したモーションキャプチャでは、これまで、服の上から専用のスーツを着用することで、違和感が生じていた他、センサのコードが動きを阻害し、本来の自然体での動作計測ができないというデメリットがありました。また、装着に慣れていないと、マーカーの貼付を誰かに依頼する必要があった等、自分ひとりでは計測が不可能な面もあります。
マーカーレスモーションキャプチャ「Captury」はそれらの課題を解決し、普段着や作業着、ユニフォームのまま、カメラの撮像エリア内に入るだけで、瞬時に、人の動きの計測が可能です。





「Captury」の強み(2) 全身から手指まで3D空間で高精度にデータ化


マーカーレスモーションキャプチャ「Captury」には全身の動きの計測だけでなく、指先の細かな動きまでキャプチャできるよう、オプション機能が追加できます。
3次元でリアルタイムにデータ化された人の動きは、Unityをはじめとした様々なアプリケーションへのストリーミングが可能な他、データ出力によって、より詳細に、身体部位ごとの分析が可能で、エンターテイメントにおけるコンテンツ制作や、スポーツ分析、リハビリテーション評価、技術伝承等、様々な分野での活用が可能です。
たとえば、スポーツ選手のトレーニングにおいては、細かな動作の改善点をデータに基づいて分析することができるため、より効果的なトレーニングを実現します。





「Captury」の強み(3) 人+モノの動きを同時に計測することが可能


従来のモーションキャプチャシステムでは、人の動きのみをトラッキングすることが主な活用用途として一般的でした。マーカーレスモーションキャプチャ「Captury」もまた人の動きの計測に特化したシステムです。
アキュイティーでは、この技術を応用し、人の動きの計測に特化している「Captury」とモノの動きの計測も可能なモーションキャプチャシステム「OptiTrack」を連携させて、人とモノの動きの同時計測を実現。
これにより、たとえば、スポーツにおける選手と道具の動作計測や、製造現場での作業者と工具の動きのデータ化が可能。効率的な動作データの取得が実現します。 出力された人の動きのデータとモノの動きのデータをデータ分析用ソフトウェア「SKYCOM」に読み込ませることで、より詳細に人とモノの動きの分析が可能です。

 



体験のチャンス!スタジオで「Captury」の実演デモをご覧いただけます

マーカーレスモーションキャプチャ「Captury」にご興味をお持ちの方は、スタジオでのデモンストレーションをご覧いただけます。デモでは、スタジオ常設の複数台のカメラを用いて、リアルタイムに動作のキャプチャがどのように行われるのか、また、どのようにしてデータが解析されるのかを実際に体験できます。
全身の動きや指先の細かな動作がどのように3次元で計測できるかをご覧いただき、マーカーレスモーションキャプチャ「Captury」の革新的技術を直接感じてみてください。





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