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動作分析 機械・装置

タブレット端末や電子機器の操作性評価にStretchSenseを活用

2023.09.18

>こんな方におすすめ
  • 手指の動きをデータ化して、製造品の操作性を評価したい方
  • 金属製品や電子機器の取り扱いが多い場所や、磁場の影響を受けやすい場所で計測をしたい方
  • 技術伝承において、身体動作だけでなく、手指の細かな動作もデータで可視化したい方

手指の動作分析を行うため、動きをデータ化をする方法は多岐にわたります。計測環境によっては磁場の影響を受けるために、データの正確性に欠けてしまうツールもあります。
アキュイティーが取り扱う「StretchSense」は、磁場の影響を受けることなく、手指動作のデータ化が可能です。取得したデータはリアルタイムに「動作分析システム」で解析。グラフや数値、軌跡等で可視化された動きのデータを用いて、よりよいフィードバックが可能となります。


StretchSenseを用いた動作分析システム導入前の課題・要望

手指の動きをデータ化して、作業評価や技術伝承、製造品を操作する際の検証のためのツールは様々ありますが、特に製造業の現場においては、最適なツールの選択が課題となっています。
例えば、センサが搭載されたグローブを装着して、動きをデータ化する方法では、金属製品を多く取り扱っている場所で手指動作の計測をしたい場合や、電子機器の操作性を動きのデータから評価したい場合、磁場の影響を受けてしまうことで正確なデータが取得できず、満足のいくフィードバックが得られないことがあります。
また、計測エリアが限られていたり、計測対象以外の物が多い場所では、うまく計測できない場合があります。


それらの課題の解決策が「StretchSenseを用いた動作分析システム」です。


StretchSenseを用いた動作分析システムの導入では、下記の2つの効果があります。
・Bluetooth接続により磁場の影響を受けない計測環境がつくれること
・センサがグローブに内蔵されているため、グローブ単体でも動きの取得が可能


さらに、アキュイティーでは、StretchSenseだけでなく、目的や計測環境、動きの内容に応じて、最適なシステムをご提案しています。
本記事では、「磁場の影響を受けやすい場所での計測」「計測空間が限られている」という要件に最適なStretchSenseによる動作分析システムの活用法をご紹介いたします。

StretchSenseを用いた動作分析システムの特長

StretchSenseはBluetooth接続で動きのデータをPC側へ送信するグローブタイプの動作計測デバイスです。データの送受信が磁場の影響を受けない手法のため、金属や電子機器類が多い場所での計測にも向いています。


手指の動きをデータ化するため装着するグローブの内部にセンサが搭載されていることから、手のひらから指先までの動きを細かくデータ取得することが可能です。
取得したデータは、変位や速度、姿勢、角度、相対距離等、動作分析に有用な解析項目が取り揃えられたソフトウェアで分析を行います。グラフや数値、軌跡等でわかりやすく可視化されるほか、実映像と同期して、より詳細な分析を行うことも可能です。

StretchSenseを用いた動作分析システム導入メリット

このようなStretchSenseによる動作分析システムを導入することで得られるメリットは大きく2つあります。
①磁場の影響大の場所でも細かな動きを正確に計測
②内蔵型センサ搭載による高精度なセンシングデータの取得を実現
それぞれ詳しく見ていきましょう。

メリット①磁場の影響大の場所でも細かな動きを正確に計測

タブレット操作時の動きをデータ化したい場合、タブレット自体に磁気が発生していることで、磁場の影響が大きい計測環境となり、正確なデータフィードバックが難しくなりがちです。製造業では多くの場合、自動車の生産現場や開発・研究現場、ロボットや設備があるため、磁場の影響を受けやすい環境となっています。


StretchSense は、磁場の影響を受けずに手指の動きをデータ化し、作業評価や技術伝承や製造品の取り扱いやすさを評価する際の最適なデバイスのひとつとして正確な動きの分析が可能になります。

メリット②内蔵型センサ搭載による高精度なセンシングデータの取得を実現

StretchSenseは、内蔵型センサ搭載により、グローブ単体の動きのデータが取得できます。これはグローブを装着せずに行うカメラによる映像での動作分析や、マーカーを用いたデータ取得とは異なる点です。


カメラやマーカーを用いたデータ取得においては、カメラと手指の間に遮蔽物があると、それだけで動きのデータ取得ができなくなってしまいます。一方で、手指だけでなく全身も合わせてデータ化したい場合には、カメラやマーカーの方が適しています。
計測環境によって動きのデータ化を行う際の最適なツールは異なっていますので、計測環境に物が多く置かれている場合や、エリアが限られていてカメラによる動作計測が難しい場合は、StretchSenseを用いた動作分析システムがご活用いただけます。


さらに、目的に応じて最適な手法をご提案するアキュイティーの動作分析システムでは、手指はStretchSenseを用い、そのほかの全身は映像やマーカーによるデータ化を行う、といったことも実現できます。




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