導入事例Introduction Example
スポーツ動作・投球動作をマーカーレスで手指までデータ化！
2025.01.09- スポーツ分野で手軽に全身～手指の動きをデータ化したい
- 計測用スーツやグローブの装着なしで普段通りの服装で動作計測をしたい
- 各関節のデータをその場で確認して、すぐにフォームの修正・比較をしたい
マーカーレス動作分析システムは、専用スーツやグローブ、マーカーを装着せずにスポーツ動作をデータ化できる革新的な技術です。カメラの撮影エリア内で自然な服装のまま動くだけで計測可能。さらに、計測と解析が同時にできるため、その場で動きの改善や比較が行えます。これにより、スポーツパフォーマンス評価の効率化と正確性向上を実現します。
マーカーレス動作分析システム導入前の課題・要望
投球動作をはじめ、スポーツパフォーマンス評価をする際、従来のカメラを使用した手法では、動きのデータ取得に、計測用の専用スーツの着用が必要でした。さらに手指の詳細な動きまでデータ化するためには、グローブの装着やマーカーの貼付が必要で、準備工数が大幅にかかるだけでなく、普段と異なる服装での動きになることから、通常のパフォーマンスを発揮できないという課題がありました。
また、マーカーを貼付しての計測は、計測データ上でマーカー情報が入れ違いやすく、正確なデータの取得や編集に大幅な工数を要していました。
それらの課題の解決策が「マーカーレス動作分析システムによる投球動作の全身～手指のデータ化」です。
マーカーレス動作分析システムの導入では、下記の2つの効果があります。
・マーカーレスでスーツの着用も不要なため自然な状態でパフォーマンスを発揮しやすい
・フィンガートラッキング用の機能を活用することで手指の計測点の入れ違いが発生せず正確なデータ取得が可能
マーカーレス動作分析システムの特長
投球動作などのスポーツ動作を計測し、データ化をする上で、マーカーレス動作分析システムは、スーツの着用もグローブの装着も、計測用マーカーの貼付も不要。身体に負担がなく、かつ、普段通りの服装で、カメラの撮影エリア内で動くだけで、スポーツ動作の計測が可能です。計測対象者の負担が大幅に低減できるメリットがあるほか、計測までの準備工数も短縮できます。
また、取得したデータは、CSVやBVHファイルとして出力が可能なため、計測後に別途ソフトウェアにて動きの解析も可能。
アキュイティーの動作解析ソフトウェア「SKYCOM」であれば、計測をしながら同時に解析結果もその場で確認できるため、すぐに計測対象者へフィードバックが可能。データ比較機能も搭載されていることで、より詳細なスポーツパフォーマンス評価に活用いただけます。
マーカーレス動作分析システム導入メリット
このような「マーカーレス動作分析システム」を導入することで得られるメリットは大きく２つあります。
①専用スーツやグローブ、マーカーの装着なしで各手指・各関節のデータ取得が実現
②計測と解析が同時に可能なためその場ですぐに動きの改善が可能
詳しく見ていきましょう。
メリット①専用スーツやグローブ、マーカーの装着なしで各手指・各関節のデータ取得が実現
投球動作やスポーツでの全身～手指の動きをデータ取得し、パフォーマンス評価を行うにあたって、計測用のスーツやグローブ、マーカーの装着は計測対象者本来の動きを阻害するデメリットが生じます。マーカーレス動作分析システムは、このデメリットを解消。
計測場所に設置したカメラの撮影エリア内に入るだけで、スーツやグローブ、マーカーの装着なしで、すぐに動きの計測が開始できます。
普段通りの服装での計測が可能なため、従来の手法では困難であった自然な動きのデータ取得が実現します。
メリット②計測と解析が同時に可能なためその場ですぐに動きの改善が可能
マーカーレス動作分析システムを活用すれば、スポーツ動作の計測だけでなく、取得したデータの解析もその場で可能です。
解析には専用ソフトウェア「SKYCOM」を使用し、各関節部位の変位量や加速度、角度、姿勢をはじめ、任意の解析項目で結果が表示可能です。機能にはAB比較や実際の映像との同期も搭載されており、計測対象者へより詳細な動作解析のフィードバックが実現します。
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