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2020年2月12日(水)~2月14日(金)の3日間にわたり、東京ビッグサイト内にて開催されました「第4回 スマート工場EXPO」のイベントレポートです。お忙しい中、アキュイティー株式会社のブースにお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。会場で紹介した下記の4つのシステムを改めてご紹介いたします。
作業手順ミス・漏れ防止システムで、締め付け作業の漏れを防ぐデモンストレーションを行いました。OptiTrackカメラで締め付け作業を行う工具の位置をセンシング。このとき、工具にはセンサー(反射マーカー)が貼付されており、工具がどの箇所の締め付けを行ったのかをリアルタイムで取得できます。締め付け作業の結果は、その場で、OK/NG判定がされるため、作業者1人で作業・チェックを同時に行うことができ、大幅な工数短縮に繋がるという点で注目を集めました。
また、作業手順ミス・漏れ防止システムは、締め付け作業だけでなく、部品の組付け作業等にも活用が可能です。今回は工具に反射マーカーを貼付し、狭い空間でのデモンストレーションを実施しましたが、作業内容や現場環境によってカスタマイズができるシステムとなっています。
> 活用例:「締め付け作業漏れチェック」を動画で見る
エリア侵入検知システムで、指定エリアへの侵入検知デモンストレーションを行いました。事前にOptiTrackカメラで任意の3次元空間を構築し、その中で指定した領域内に作業員が侵入するとアラートが鳴るようになっています。このとき、作業員のヘルメットにはセンサー(反射マーカー)が貼付されており、OptiTrackカメラがその位置をセンシング。ソフトウェア上でリアルタイムに作業員の動きを可視化することが可能です。
また、エリア侵入検知システムは人だけではなく物に対しても活用することが可能です。今回のデモンストレーションでは、OptiTrackカメラを4台使用していますが、侵入検知をしたいエリアによってカメラ種類や台数を変更できる非常に柔軟なシステムです。
> 活用例:「指定エリアへの侵入検知」を動画で見る
検査工程省人化支援システムのデモンストレーションでは、搬送機で流れてくる布の汚れや穴を検知し、不良品の自動検出を行いました。ご来場いただいた方の中には、不良品の仕分け作業は目視で行っているという声もあり、今回の検査工程省人化支援システムは非常に注目を集めました。
検査工程省人化支援システムは、汚れや穴だけでなくほつれにも対応。また、対象は布だけでなく樹脂製品等にも活用することが可能です。
> 活用例:「検査工程における不良品の自動検出」を動画で見る
加工作業ナビゲーションシステムで、水産物に切断箇所を投影し、加工作業をナビゲーションするデモンストレーションを行いました。切断箇所は対象の立体形状から体積を自動演算し、均一な質量になるようプロジェクタで切断ラインを投影しています。これによりスキルレベルや経験値に依存せず、加工作業が可能。熟練者の高齢化に伴い、人手が不足しているといった課題を抱えた方々から大変好評を得ました。
また、今回のデモンストレーションでは、本システムをイカの食品サンプルで模擬しましたが、水産物や食品に限らず、様々な対象の加工作業ナビゲーションが可能です。
> 活用例:「水産物の切断加工作業ナビゲーション」を動画で見る
次回は2020年2月26日(水)~2月28日(金)に幕張メッセにて開催されます「第31回 設計・製造ソリューション展」へ出展予定です。検査工数を削減する3次元測定および、今回の展示会でご紹介した作業手順ミス・漏れ防止システムを出展いたします。
ブース詳細はこちらにてご案内しておりますので、ぜひご覧ください。
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