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Captury
Captury（キャプチュリー）は、リアルタイムにマーカーレスでモーションキャプチャが可能なシステムです。
複数台のカメラから骨格認識を行うことで、３次元的なトラッキングを実現します。
計測範囲内に入るだけで即座にスケルトンを認識して計測がはじめられ、また、マーカーの装着が不要なので、服装の制限が少なく自由度の高い計測が可能です。
ワークフロー
カメラ設置
どの画角でも複数台のカメラから対象が見えるように、カメラを配置します。
カメラ6~12台の構成で、同時に3人まで計測が可能です。
キャリブレーション
独自のキャリブレーションボードを用いてキャリブレーションを行います。
各カメラへキャリブレーションボードを認識させれば、キャリブレーションが完了します。
トラッキング
計測空間内に入ると、対象の身長やセグメント長に合わせたスケーリングが瞬時に行われ、スケルトンの認識を実行しますので、Tポーズなどは必要としません。
計測の終了と同時に予め選択しておいたデータの形式で出力され、リアルタイムに計測データを確認することができます。
機能一覧
リアルタイム計測
カラーカメラを用いて、最大240fpsのリアルタイムトラッキングが可能です。
映像データの取得と骨格の認識、計測を同時に行い、即座に記録データを確認することができます。
ポストプロセス解析
事前に取得した映像データから骨格認識を行い、ポストプロセスによるデータ取得が可能です。
また対応fpsは無制限のため、後処理による高速度データの分析が可能です。
解析ソフト・外部機器への連携
データの出力形式が FBX, BVH, C3D, CSVに対応しており、フォースプレートやEMGなど、外部機器との連携が可能です。
また、「SKYCOM」へ連携すれば、データの解析も簡単に行うことができます。
OptiTrackカメラでの計測
Capturyは専用のカメラだけではなく、OptiTrackカメラでの計測にも対応しています。
OptiTrackカメラで計測する場合は、基幹ソフトウェア「Motive」にてキャリブレーションを実施後、キャリブレーションファイルをCapturyへ読み込むことで簡単にセットアップが可能です。
※OptiTrackカメラでリアルタイム計測を行う場合、最大70fpsに対応
各種プラグイン
様々なストリーミングをサポートしており、Unity, Unreal , Motion Builderなどのプラグインが用意されています。
追加オプション一覧
フィンガートラッキング
フィンガートラッキングオプションを追加することで、全身と手指の計測も可能になります。
高解像度のカメラを使用すれば、より微細な動きもトラッキング可能です。
フェイシャルトラッキング
フェイシャルトラッキングオプションを追加することで、顔や顎、瞬きや表情のトラッキングが可能になります。
出力機能
| 出力データ形式 | FBX, BVH, C3D, CSV |
|---|---|
| その他の出力可能データ | Camera Data, MVNX, Captury Studio 1.0 Project |
動作環境
| OS | Windows10 / 11 |
|---|---|
| CPU | Core 6 以上 |
| メモリ | 16GB以上 |
| その他 | NVIDIA RTX 3060以上（VRAM：12GB以上） ※最新の対応 NVIDIA ドライバー、CUDA、Visual Studioのインストールが必要 |
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