自ら考え、動く楽しさこそ
営業の醍醐味
2010年に大手光学機器メーカーに新卒入社。法人営業として主に大手企業クライアントの文書作成・文書管理にまつわる機器やシステムの提供、コンサルティング業務などに従事。約10年間勤務したのち、2020年にAcuityに入社。現在は営業部のマネジャーとして、お客様へのヒアリングからデモを用いた商品の提案、契約後の納品、アフターケアまで幅広い業務に携わっている。
Q1 入社のきっかけを教えてください
守りから攻めの営業スタイルへ
2010年、前職の国内大手光学機器メーカーに新卒入社しました。私は法人営業部に配属され、お客様に対して文書作成にまつわる機器や、文書管理システムのご提案を担当していました。クライアント社内の文書管理についてもサポートするなど、コンサルティング業務も経験したのですが、その会社では製品販売後のアフターケアが非常に重要であり、どちらかと言えば「守り」に重点を置いた営業活動が中心でした。
約10年間勤務する中で、お客様をサポートする仕事には一定のやりがいを感じていました。しかしその一方で、自社内の調整に時間がかかる点や、新しいチャレンジをすることが難しい点などに対してはもどかしさも覚えていました。自然な流れから、現場が裁量を持って活動できる職場環境への興味が高まっていたのだと思います。そんな折、前職の後輩がAcuityへ転職したことをきっかけに、代表の佐藤と話す機会を得ました。
私も佐藤も学生時代からアメリカンフットボールに没頭しており、社会人リーグでもお互い面識があったからか、とても話が弾んだことを覚えています。佐藤にAcuityについての話を聞くうちに、モーションキャプチャなどの専門性の高い技術を、誰もが使いやすい形で提供しているこの会社に興味を持ちました。同時に、比較的新しい会社として、新しい挑戦を続けている「攻め」の姿勢に惹かれ、ここで働きたいと思うようになりました。そして2020年、Acuityに入社しました。
Q2 現在の仕事内容を教えてください
年間数百件の受注をいただく営業スタイルへの変化
私の主な担当業務は、展示会やWebサイトを通じてお問い合わせいただいたお客様にコンタクトを取るところから始まります。販売代理店様からご紹介いただいたお客様にコンタクトを取ることも多いです。
次に、お客様の悩みについてヒアリングし、Acuityの製品を用いた解決方法を時にはデモなども使いながらご提案します。ご契約後のご支援内容の精査、製品の納品、納品後のフォローを行うのも、私たち営業部の仕事です。特にパッケージ化された既存製品を取り扱う場合は、データ解析の設定なども営業主体で行います。
既存製品を使った対応が難しいプロジェクトの場合は、開発部のメンバーと協議します。お客様の課題について、どのような解決方法が考えられるかを開発部とともにまとめ、お客様に対してご提案することで商談を進めていきます。仕事の割合としては、既存製品での対応が可能なプロジェクトが9割、開発部との協力が必要なプロジェクトが1割といったところです。
Acuityの製品はさまざまな業界で活用できることから、多種多様な業界のお客様からお問い合わせをいただき、日々その悩みに接しています。提案の内容は多岐に渡り、商談の数も必然的に多くなる中、2022年度は私一人で数百件のご契約に携わらせていただきました。現在はより多くのお客様のお悩みを解決できるように、販売代理店様との関係を強化し、体制の拡充に力を入れています。
Q3 今の仕事のやりがいや、会社の魅力を教えてください
壁のないフラットな社風と、挑戦ができる土壌
Acuityは、営業部と開発部の距離がとても近く、フラットにシステム面の相談ができる点が魅力の一つだと思います。ソフトウェアの細かい仕組みを聞いたり、システム開発の可能性について尋ねるなど、部署間の壁を感じることなく気軽にコミュニケーションを取ることができます。社内の役職にも上下の壁がなく、代表の佐藤とマンツーマンで直接議論ができる文化もAcuityの良い点です。
また、Acuityの社員は全員、「挑戦する」ことに対してとても前向きです。確固たる考えを持って「〇〇に挑戦したい」という意思を伝えれば、プロジェクトを任せてもらえる土壌が整っています。
先ほど、営業活動の一環として販売代理店様との関係強化を進めているとお話しましたが、これは、私が社内に対して意見したことが受け入れられて始まったものです。Acuityの製品は対象とするお客様の業種が幅広く社数も非常に多いため、自社の営業活動だけではなく販売代理店様との連携が不可欠です。この取り組みをきっかけに、長期的な関係性を築いていきたいと思える販売代理店様とも数多く出会うことができました。
Q4 これまで担当したプロジェクトで、印象に残っていることはありますか?
難易度の高いプロジェクトで得られた達成感
地方で建設資材メーカーのお客様とのプロジェクトは、忘れられないものとなりました。このお客様は、都内にオープン予定の複合商業施設に使うサッシ(窓枠として用いる建材)を製造していました。
その商業施設では、窓に特殊な構造のガラスを用いる予定でした。そこで、ガラスとサッシが建物の揺れや外圧に対して、どのように変形したり接地面がズレたりするのか綿密な試験を行う必要があり、各種データの計測・解析を目的にAcuityの製品を採用していただきました。
苦労したのが、使用されるガラスが平面から凹凸まで非常に多種多様な形状をしていたことです。その上、サイズも階をまたぐような大きなものもあり、想像以上に複雑な構造をしているガラス部材に対応しながらお客様が満足できるデータ計測ができるよう、毎日検証を繰り返し行いました。難易度の高いプロジェクトでしたが、無事完遂できた時には大きな達成感を覚えました。
Q5 仕事を通じて成長したことを教えてください
必ず成功させる、という覚悟と実力
Actuityでの仕事を通じて、「自ら考えて動く力」が大いに鍛えられたと思います。お客様にデモをお見せする時や現場に製品を納品する時など、一人で対応している時には冷や汗をかくような事態もたくさん経験しました。現場での問題解決にはスピード感こそ命であり、自分の判断を信じて迅速に動くことでそのような場面を切り抜けることができます。
タフな環境に身を置いてきたからこそ、プロジェクトを成功させるための覚悟と実力が身についたと思います。Acuityでは、日々、できることが増えていく楽しさを味わいながら、自分が成長していることを実感できます。
Q6 これからの夢や目標を教えてください
自社オリジナル製品の販売拡大を目指す
現在の営業部の仕事は、パッケージ化された既存製品の販売が大半を占めていますが、Acuityには開発力のある優秀なエンジニアが多数在籍しています。今後は、他社との差別化の目玉として、自社のオリジナル製品の販売実績を積極的に積み重ねていきたいです。
オリジナル製品を開発する過程で、新たな業種のお客様と出会うことができるかもしれません。販路を拡大すればするほど大変なことも出てくると思いますが、その分新しいことに挑戦できると思うと胸が踊ります。
Q7 Acuityに興味を持った皆様へメッセージをお願いします
解決法を模索し、深堀りすることは楽しい
Acuityの社員は、お客様がかかえている課題に対して自分で考え、その解決法を模索することが好き、という共通点を持っています。お客様の悩みを解決するためには、どのような準備が必要で、どのような検証を重ねていけばよいのか。
私も含めて皆、こうした課題に向き合って深掘りすることが好きなのです。一人で解決することが難しい時でも、社員同士がフラットに話し合える環境があるから力を合わせて乗り越えることができます。「まずは自分でやってみる」というスタンスに煩わしさよりも興味関心をいだいてしまう人は、きっとAcuityの仕事を楽しめると思います。
生産工場の人作業の見える化・エリア進入出判定をカメラ一台で実施
人動作や進入出検知機能が搭載された「Human Tracker」の「全身モード」を使って、生産工場・製造現場における各作業エリアでの稼働状況を管理し、作業効率化や生産性向上に活用しています。
もっと詳しくプロジェクトでの
仕事の流れ
01
- ヒアリング
- クライアントから課題をヒアリング
02
- 仕様書作成
- 課題に基づいた仕様の作成
03
- 設計
- 仕様に基づいたシステム設計図の作成
04
- アプリ開発
- 設計図に基づき、アプリを開発
05
- テストデバッグ
- アプリの検証作業
06
- 導入
- クライアントのシステムに導入
- 8:45
- 出社
- 9:00
- チームミーティング
- 11:00
- お客さまとのWEBミーティング
- 12:00
- ランチタイム
- 13:00
- お客様先訪問(デモンストレーション)
- 16:00
- デモデータの解析・資料作成
- 18:00
- 退勤