Solution

視線計測システムは、作業者の状況判断を解析するため、視線情報や頭の傾き・角度を高精度に取得。熟練者の勘・コツ・暗黙知を数値化し、技術伝承に活用する等、教育現場で導入されています。

視線計測

解決できる課題

SOLVE1技術伝承をなにからすべきかわからない
SOLVE2熟練者の勘・コツ・暗黙知等、感覚を定量評価したい
SOLVE3製造現場やリハビリテーションにおいて作業比較をしたい

導入メリット

計測結果を視覚的情報でフィードバックし、新たな評価指標を確立

・ミスを防止し、生産性を向上

熟練者と非熟練者では視線の動きや注視点が異なり、それによりミスや効率の悪さが目立ちます。視線計測システムは熟練者と非熟練者の作業比較を行い、ミス防止や生産性の向上に貢献します。また視線計測システムには、任意のエリアを指定し視線侵入回数をカウントする機能も搭載されており、指定エリアを目視した回数も計測可能です。


・熟練者の勘・コツ・暗黙知を数値化し、教育システムを標準化

奥行きや角度等3次元的なデータ取得が可能で、注視点や頭の傾き等を数値化。これまで言語化が難しかった熟練者の勘・コツ・暗黙知を分析することができます。さらに速度を数値化することも可能なため、熟練者の視線情報から様々な評価が可能。数値はグラフや軌跡の描写等、視覚的な表示に切り替えることもでき、作業者へのフィードバックも容易です。また、お客様専用の教育システムとして、ソフトウェア開発も柔軟に対応しています。


・視線だけでなく全身動作のデータ取得を実現

作業者の持つ工具や作業者自身にセンサーを貼付することで、工具や手の動きを数値化することが可能。センサーは動きを取得したい箇所に応じて貼付することができるため、作業者本来の動きを阻害することなく、負担を軽減した状態での計測が実現。より高度な評価が可能となります。

活用事例

視線計測システムは、自動車業界や様々な製造現場の教育部門や品質保証部門、生産技術部門で活用されています。またリハビリテーション評価への活用でも注目を集めています。




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導入フロー

STEP1

ヒアリング・デモ

作業工程や現場の環境について詳細をお伺いします。実際に視線計測システムの解析項目やフィードバックの方法を確認するため、導入前の受託計測やデモンストレーションも承っております。受託計測では専門スタッフが現地にお伺いし計測。その結果を後日データにて納品させていただきます。

STEP2

提案・契約

ヒアリング内容を基に、導入に必要な機材やアクセサリ類をご提案し、配置や作業環境について詰めていきます。その後、ご提案内容を基にお見積内容をご提示。内容に合意いただいた上で、ご発注いただき、契約の成立となります。

STEP3

納品・設置・トレーニング

納品時には機材の設置やシステムのインストールのためお伺いします。日々の運用が滞りなく実施できるよう、機材の使用方法についてのトレーニングも行います。また納品後のサポート体制は、サポート契約を結んでいただくことにより、オンラインサポートをご利用いただけます。

システム概要

視線計測システムは、技術伝承や作業訓練に必要な作業者の視線情報や頭の向き、角度を計測し可視化します。さらに人や物の動きを分析し、グラフや軌跡の描写等によるフィードバックもカスタマイズ可能で、より高度な技術伝承が実現。



視線計測システム デモンストレーション動画



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お客様の声

化学メーカー

現実的な価格設定が、導入の決め手となりました

元々、人がなにを見て、どう動いているのかを知るため、視線計測機を探していました。
ですが、視線計測機は高額な点と2次元の映像でしかアウトプットができない点から導入を断念。
注視点が映像上に表示されても、実際の頭の傾きまではわからず、本当にその方向を見ているのか判断できない点も課題でした。
視線計測システムは、現実的な価格設定で導入ができた点やマニュアルが充実している点がよかったです。
今後、使用していく中で、注視点とプラスα、ハイブリッドで動きの計測との連携ができればと期待しており、担当の方には、目的にあったデバイス選定にご助力いただいています。

大学教員

ソフトウェアの使い勝手がよく、機能も充実

医療分野で手技における熟練者と非熟練者の視線・動作比較のため、本システムを導入しました。はじめは動きだけを計測し、比較しようと考えていたのですが、視線も取れる本システムを知り、購入。安価であること、視線の方向を3次元で計測できる点が導入の決め手です。
中でも、視線の奥行のデータが取得できる点は非常に魅力的です。実際に熟練者と非熟練者の視線・動作比較をすると、結果が顕著に出て、非常にいいシステムだと思います。
またソフトウェアの機能自体も充実しており、今後はヒートマップ機能も使い、シーン別に注視の割合を分析できればと期待しています。

大学教員

すでに視線計測機を持っており、連携できるソフトウェアを探していました

購入のきっかけは、すでに保有していた視線計測機とモーションキャプチャシステムが問題なく同期できるとわかったためです。これまでは視線計測機とモーションキャプチャシステムを別々に保有しており、注視点の計測は視線計測機を、人の動きはモーションキャプチャシステムを活用して計測していました。そのため計測に手間が掛かっていたのが課題でした。
本システムのソフトウェアは、その課題を解決。元々保有していた各計測機を同期させ、一つのソフトウェアで分析が可能となったため、これまでの工数が削減され、計測から分析まで楽になりました。

社内の取り組み

Acuityだからできることを追求

「視線による状況判断と作業動作を同時計測し、より高度な技術伝承に繋げたい」

視線を計測するだけなら、他にも多くの製品がありました。その中で、Acuityが目指すのは、視線と動作を同時に3次元データとして取得し、製造現場や教育現場、リハビリテーションをはじめとした医学等へのフィードバックです。
特に教育現場では、昨今の労働者の高齢化や後継者不足、省人化の動きから技術伝承が課題となっています。視線計測システムは熟練者の持つ勘やコツ、暗黙知をグラフや軌跡の描写等でわかりやすく可視化することができ、より効率的な技術伝承を図れると実感しています。教育指標の標準化や適性評価等にも活用は可能です。
技術伝承に、手や肘、腰の動きといった動作情報だけでなく、視線情報が必要なのは、状況判断の要素となっているからです。これまでの教育現場では、使い勝手や価格帯が懸念され、動作分析の結果のみで技術伝承を行うという考え方がありましたが、視線計測システムはそれらの課題を解決。状況判断という重要な要素を取りこぼすことなく、現場の環境を変えずに導入することが可能で、作業者の負担を低減することが実現しました。
さらに将来的にロボットの自動化も視野に入れた導入も可能。作業訓練、教育、自動化とコンサルティングとしての役割も担いながら、一気通貫のサポートが行える視線計測システムを、今後もより一層広めていきたいと考えています。



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